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カップルは、二人合わせると大体100点になる法則

婚活では、誰もが素敵なパートナーとの出会いを夢見ています。そして素晴らしい相手と巡り合うために、自分のレベルアップも怠らないよう、努力している方も多いでしょう。

たしかにメディアでは素敵なカップルや夫婦がたくさん登場します。美男美女のアイドル、大物俳優と女優のカップル、大富豪を射止めた妻等々、多くの人が羨む結婚や交際報道が流れ、憧れる気持ちが高揚するのもよく分かります。

しかし、一生懸命頑張っても、必ずしも全てハッピーとならないのが結婚や交際の難しいところ。努力の甲斐あって巡り合ったパートナーのはずが、ふたを開けると実は嘘つきだった、金銭にだらしなかった、性格に問題があった等々のことが発覚してくる。現実にはこういうパターンは後を絶ちません。なぜこんなことが起こるのでしょう?

素晴らしい人なのにダメな人好き?

はたから見ると努力もしていてさぞ素敵な人と映るのに、どうも男運・女運がなく、パートナーには恵まれない。そんな人が皆さんの周りにもいませんか?

本人はすごく優秀だったり、人柄も良い人なのに、どうにも良からぬ男性や女性と付き合ってしまう人。

私はバツを2回経験したり、経営者という仕事柄、男女問わず多くの人と会う中で、この理由は「カップルは、二人合わせると人間的に帳尻が合うようなバランスになるから」という結論に達しました。勝手に「カップルは二人合わせると大体100点になる法則」と名付けています(笑)

カップルは二人合わせると大体100点になる法則とは

もう少し詳しく説明しましょう。例えばルックスも美形で、仕事はバリキャリで高収入、責任感も強くて礼儀正しいA子さんという女性がいるとします。こんなA子さんのパートナーと言えば、医者でも商社マンでもより取り見取り、いわゆるハイスぺ男性がお似合いと思うところ。

ところがA子さん、選ぶ男性は決まってダメな男性。DV傾向があったり、女癖が悪かったり、果ては妻帯者と不倫など、どうにもプライベートは恵まれません。しかしちょっと良いスペックの男性となると案外長続きせず、そうこうしていうちに結婚も意識する年頃となり、友人の前に連れてきたのはA子さんの稼ぎを当てにするようなヒモ男だった。もはやダメンズウォーカーを通り越して、ダメンズメーカーなのですか!と言いたくなるレベル。

こんなパターンです。

私の法則に当てはめると、人をスコアリングするのは気が進みませんが、A子さんはほぼパーフェクトな人、わかりやすく90点の人としましょうか。こんなA子さんのパートナーとなれば、はたから見れば同じく90点近い人、つまり同じようなハイスぺ男性がふさわしく思えます。

ところがカップルは合計で100点になるようにできているとすると、A子さんが惹かれてしまうのは10点の男性、つまり相当ダメな人となるということです。

A子さんほどではなくても、例えば「彼氏は仕事熱心な働き者なのに、彼女は超絶グータラ」「破天荒な夫を献身的に支える妻」といったケースはよくあるもの。どちらかが70点なら相手は30点、40点なら60点というように、合計すると100点になるような組み合わせは世の中に結構いるものです。

皆さんの周りにも、片方のスペックが高いのに、そのパートナーは周囲から見ると「え!」と驚くようなカップルがいませんか?もしいたとしたら、それはこの法則が働いているせいかもしれません。

なぜ不釣り合いなパートナーを選ぶのか?

なぜ不釣り合いなパートナーを選ぶのか?

なぜこういうことが起こるのか、その正確な理由はわかりません。

ただ、よくいませんか?「彼は、私がいないとダメなの」「あいつは、俺が守ってやらないとダメなんだ」…などと歯の浮くようなことを言って、どうしようもない相手を選んでしまう人。

本人はもう悦に入ってしまっているので、周りが何を言っても聞く耳は持ちません。仮にそばにもっと良い人がいたとしてもです。

一つ考えられるのは、ハイスペックな人というのは、相手にもハイスペックを求めがちです。ところが、当然世間を見渡してもハイスペックな人は少数です。そう簡単に見つかるはずもありません。仮に見つかったとしても、自らのハイスペックな目で吟味してしまうため、進展が難しいこともあります。しかも相手もハイスペックなので、大抵のことは自分で何とかしてしまい、一緒にいても恋人としての貢献感が乏しいことも多いのです。

しかし、自分とは不釣り合いなほどの人たちは、ハイスペックな人たちとは全く違う行動原理で動きます。これがどういうわけかハイスペックな人たちから見ると、新鮮に映ってしまうことがあるんですね。

彼らは当然ハイスペックではないので、自分で何とかできないことも多いのですが、それを上手に甘えながら頼まれたりすると、「仕方ないな~」などと言いつつ、惚れた弱みとちょっと良い気分でハイスペック側がしてあげてしまう。その回数が増えるにつれ、「相手は私がいないとダメな存在=自分は特別な存在」と脳内変換が進みます。

単に仕事をしていないだけなのに「夢を追いかけている人」、単に口が悪いだけなのに「率直に物を言ってくれる人」、単にオラついているだけなのに「男らしい人」。こんな具合に危険な脳内変換をしているご友人はいませんか?

実際こうなってしまうと厄介で、客観的に見れば明らかに良くないパートナーであっても、本人はそう簡単に付き合いを止めることはしません。最悪、ボロボロになって別れて初めて、相手はロクでもない人だったんだと気づくという悲劇が起こります。

自分のレベルアップは慎重に

自己研鑽を怠らず、常にレベルアップを行うのは良いことです。しかし、カップルは二人合わせると大体100点になる法則が働くとすれば、自分のスコアが上がるにつれ、選ぶパートナーはダメな人になることもあり得ます。注意しましょう。

もちろん、上記はあくまでも私の個人的な意見。自らのレベルに等しいパートナーと巡り合う人もいます。ただ、もし自分の頑張りに不釣り合いな相手に惹かれて悩んだ時は、この法則を思い出してみてください。

本来、人はいわゆる類友(るいとも)であり、自分に近しいレベルの人間と共通点を見出すものです。もしあなたが今、何かに頑張ってチャレンジしているなら、同じく頑張る人を見つけ、良質な関係を築けるよう努力してみてください。

ただし、人間は表面だけではわからないことが多いものです。恋仲になれば気持ちも高揚しがちですが、相手の中身もよく見て、スコアには十分お気を付けて(笑)

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