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結婚に向かない男の特徴

世は婚活が大ブーム。手軽に始められるアプリから真剣な結婚相談所にいたるまで、様々なサービスも大盛況。メディアでも結婚に関する記事は多く取り上げられ、ユーザーも多くの関心を注いでいます。

しかし、これだけ情報やツールがあるにもかかわらず、婚活が全然上手く行かない人が多いのも事実。自分磨きに勤しんだり、モテテクを磨こうと頑張っても、なかなか成果につながらない。

はっきり言って、世にあふれる情報は、結婚の真実からはずいぶんとかけ離れているように思います。そこで離婚2回、結婚3回という愚かな成果を誇る私が、本音で結婚の真実について語ってみたいと思います。

今回は「結婚に向かない男性の特徴」についてです。

①自分の価値観を重んじる

自分の価値観を重んじる

自分の価値観を何より大切にしている人は結婚には向きません。一見すると単なる自己中のように思われますが、ちょっと違う。自分なりの判断や世界観など、確固たるものを持っていて、それに自信があるタイプといった方が適切でしょう。

ところがこれ、(残念ながら?)女性からすると魅力的に見えてしまうんですよ。信念もあって、決断力もあり、リードしてくれて、ブレない。草食男子とは違って見えてしまうんですね。

でも、このタイプは最終的には他者には迎合しません。自分の判断基準に一番の重きを置いているので、たとえば夫婦間の問題が生じた際も、自分の価値観にそぐわなければ折れません。

また、自分ならではのこだわりもあります。それは仕事や生活スタイル、趣味の領域まで様々。それを変えて欲しいと言われると苦痛を感じ、自分のスタイルを変えるくらいなら関係を止めようかと思うのもこのタイプです。

思い当たる節がある男性の場合は、自分のスタイルを曲げてまで結婚できるか?まず徹底的に自問自答しましょう。躊躇する場合、はっきり言って結婚は思いとどまるのが吉です。

女性の場合は、普段どんなに穏やかな彼でも、どこかこだわりのある部分に触れた時の反応を見てください。ひどく気分を害した態度を取ったり、ましてや烈火のごとく怒られたりしたら、このタイプかもしれませんよ。止めておきましょう。

②金持ち、経営者

金持ち、経営者

はい、きました!実は一番誤解が多いのがこのタイプです。結婚生活にはお金がかかりますから、経済力があるのは一番の好条件に思えますが、金持ちは絶対結婚には向きません。断言します。

理由は簡単。『ほとんどのことをお金で解決できるから』です。たとえば女性がどんなに料理上手で、美味しい家庭料理を提供できたとしても、お金があればもっと美味しい料理を外で食べられてしまいます(いくら料理上手でもプロのシェフには勝てません)。その他の家事が上手でも、今はロボット家電もありますし、究極的には家政婦さんを雇えば良いこと。結局生活上の不自由さがないんです。家は雑然としてるし、誰かいい人に家庭はしっかり守ってもらわないと…なんてことは毛ほども思いません。

ざっくりとした感覚値ですが、私の周りでは年収が1,000万円を超えたあたりの男性から、このような傾向が強くなります。これくらいの年収があれば、結局生活に関わる手間はほとんど省力化・外注化することが可能。さらに一人ならば完全に自由ですし、誰と交際しても問題はありません。むしろ誰かと一緒に生活することで、干渉される部分が増えるのを嫌がるようにもなってきます。結果的に、無理してまで他人と一緒に暮らそうという発想はなくなるのです。

そして、経営者!特に創業経営者ですね。これはもう最悪のクラスタといえます。自分も経営者だろと言われたら何も言い返せませんが(汗)。相応に成功した経営者は、①の権化です。一代で財を築く以上、とてつもなく努力をし、幾多の荒波を乗り越えてきているので、自分のやり方に絶対的な自信を持っています。というか、そうじゃないと成功なんてしないですしね。

よって、彼らは自分のスタイルは曲げません。また、仕事が生きがいですから、家庭なんて二の次三の次も当たり前。メディアで取り上げられる成功した経営者像を多くの人は信じてしまいますが、残念ながらあんなのは嘘。メディアはですね…視聴者に受け入れられるよう、“編集”という作業をするんですよ。脚色されまくりですからね。メディアに出るのはごくごく一部のビッグな経営者のみであり、彼らは有名であるがゆえにポジショントークをせざるを得ません。多くのリアルな経営者像は、深夜の西麻布にでも出掛けた方がよっぽどわかります。

さらに、お金持ちはモテる。「金が全てかよ!」と悲痛な叫びを浴びせられても断言します。お金があればやはりモテる。とにかく、自分の力で大金を稼いでいる男たちは圧倒的に自信がありますし、もちろん豪華な食事やプレゼントも難なく提供できます。見た目が多少悪くても、お金の力でいくらでもカバーは可能。自分に合う髪型、服装、さらに高額なアクセサリーや時計など、全てお金で買うことができます。それでもルックスがダメだというなら、最悪整形したっていいんですからね。

それで群がるのはお金目当ての女性なんじゃ…と思いますか?ええ、きっとそうでしょうね(笑)。でもそれでいいんですよ。いずれにせよ、多くの女性に囲まれていれば、選択の幅は増える。さらに、仕事でも多くの人と会うため、出会いは日頃から豊富。つまり、奥さんという一人の女性に限定する理由がどんどん乏しくなるんです。

お金持ちや経営者という人種は、奥さんや結婚生活に不満や疑問を感じたら、我慢したり、それを解決するように動くよりも、今の自分を理解してくれる女性を探す方にベクトルが向くんです。そしてお金目的だろうが何だろうが、そういう女性は必ずいるんですね…。そうなるとアッサリとそちらの女性に乗り換えていきます。どうです?最悪ですよね(笑)

日常生活というのは、ある種退屈なものです。結婚すればある程度決まった流れがあり、淡々と過ぎていきます。もちろん、そうでなくては家族の日常とは呼べません。波乱万丈が続いては参ってしまいます。…しかし、それが金持ちや経営者という人種には耐えられない。

仕事であれば、日々激変するビジネス環境に対峙し、全力で立ち向かいます。ワーカホリックを越えてビジネスジャンキーというタイプばかりですから、そういう中にいてこそ活き活きしている。逆に淡々とした日常を目の当たりにすると、「自分はこれではいけないのではないか?」などと真面目に考え始めます。そんな中、ストレス解消に煌びやかな女性たちと関係ができたり、刺激あふれる新たな出会いがあったら…。

「やっぱり君とは一緒にいられない」などという歯の浮くような台詞とともに、あっさりと結婚生活は終わりを告げてしまう。これが金持ちや経営者の実情です。もちろん上昇志向は大切ですし、ビジネスマンとしては一流かもしれません。しかし、結婚生活とは水と油の人種なのです。

内向性が強い、一人の時間が必要、HSP

内向性が強い、一人の時間が必要、HSP

仕事やビジネスで成功する人というと、社交性に富み、多くの人をファンにできる外交的な人をイメージされると思いますが、意外にも成功者には内向的な人も多いのです。

私の周りを見渡してみても、ビジネスで成功を収めた人たちは、一見すると人付き合いが上手に見える人が多いです。ゴルフや飲みの場にも積極的に顔を出し、人脈を作っていく。いわゆるコミュ力が高い人ですね。

しかし、実はそれをいわば「演技」でやっている人も相当数います。自分のビジネスの発展のため、人付き合いも技術として習得し、それを活用している。本当はそこまで外交的ではなく、本来の自分は内向的という人も結構いるんですね。

ちなみに内向性は決して悪ではありません。今や世界的な大富豪である、GAFAなどの巨大テック企業の創始者たちにはエンジニアが多く、彼らは外向性に富んだコミュ力で成り上がったわけではありません。コツコツと世界に通じるプロダクトを開発し、それを世に出して成功したのです。

GAFAの創始者は極端かもしれませんが、もっと身近な例として、例えば構想中のビジネスプランをじっくりと練る場合などを考えてみてください。これには誰にも邪魔されない一人の時間が必要です。内省を繰り返し、これで良いのか?落ち度はないか?じっくりと自問する。こういう時間を持たず、ノープランでただ突っ走るなら、成功の見込みはないでしょう。これは精緻な内向性の為せる業です。

問題は、こういった内向性が極端に強いタイプの場合です。とにかく一人の時間が絶対に必要で、静かに何かに集中する時間を一定確保しないと、破綻してしまうようなタイプということですね。HSP(Highly Sensitive Person)、いわゆる「繊細さん」に分類されるような人たちも、これに当てはまるでしょう。

「いやいや、そんなに繊細じゃ、さすがに成功しないでしょ!」と思われる方もいるかもしれません。しかしそうでもないんです。

内向性に富む人は、人の心の機微を読むのが得意です。お客様であれ上司であれ、とにかく相手のニーズを察知し、望まれるものを提供できる。だから出世するんです。どんなに無茶苦茶に見える金持ちや経営者でも、利害関係者への配慮と、それに基づいた心配りは常人の比ではありません。

そしてこれは女性との付き合いでも同じ。特に気に入った女性なら、彼女が望むものをいち早く察し、提供できる。これが女性のお姫様気分を高揚させ、錯覚させてしまいますが…。

もし結婚した場合も、一番そばにいる奥さんの心情をわからないわけではありません。特に子育てもあれば、夜寝れなかったり、授乳に追われたりと、子供第一の生活で大変なパートナーの気持ちに多少なりとも配慮するでしょう。

ところが、本質的には自分一人の時間が絶対に必要なのがこのタイプですから、常に誰かがそばにいて、自分の時間が確保しづらくなることで、徐々に疲れが表面化してきます。

ましてやお子さんがいればその傾向は強くなります。小さなお子さんがすぐそばにいれば、自分の思いどおりにスケジュールを組んで仕事に邁進したり、誰にも邪魔されない静かな環境でビジネスのビジョンを熟考したりするのはほぼ不可能です。さらに昨今はコロナ禍もあり、テレワークで自宅にいる時間が長くなっています。以前ならオフィスに出社したり、気分転換に飲みに行ったりすることでバランスを取っていた人でも、それがなかなかできない時代になりました。

こうなると、仕事でも消耗し、家庭でも消耗することになり、気が休まる場所がなくなるんですね。奥さんもコロナ禍での生活や育児のストレスからイライラすることが多くなると、「一人になりたい」などと家庭を半ば放棄してホテル暮らし、果ては安らぎを求めて他の女性に走ったり…なんてこともよくあります。

もしこれが仕事やビジネスが上手く行かないタイミングだと余計に厄介。ここは①と関係しますが、結婚したことで生活リズムが変わり、自分本来のスタイルを発揮できていないのではないかと迷ったりもするわけです。

余計な気遣いのいらない人と結婚するのが良いというのはよくわかりますが、伴侶やお子さんに気遣いが全く不要というわけにはいきません。そして気遣いとは素晴らしい行為ですが、エネルギーを消費します。仕事で膨大なエネルギーを消費する人ほど、それ以外の生活における余力は乏しいのです。

こんなことが続くうちに、徐々に家族との距離を置き始め、やがては家に帰らなくなることで、結婚生活が破綻に向かってしまうのです。

世にあふれる情報に惑わされないで

世にあふれる結婚アドバイスとは違うと思われたでしょうか。たしかにこれは私の個人的な見解なので、特殊かもしれません。

でも冒頭で書いたとおり、メディアにあふれる結婚記事は、正直どれも的外れに思えます。まあ仕方ないですよね。メディアだって商売ですから、儲けなくてはいけません。収入、職種、性格、果ては自分磨きから占いに至るまで、様々な商売に結び付く情報を結婚に絡めて発信しているんです。

結局結婚は、してみないと成功か失敗かはわかりません。個別のケースが多すぎて、どうすれば必ず良くなる、悪くなるというのは、実は全く言えないのではないかと思います。

ただ、私の場合、離婚を2回し、また周囲の人間関係をずっと見てきて思うことを嘘偽りなく書いています。とりわけ上手く行かない方については結構自信を持って言えます(苦笑)。 もちろん全て真に受けなくても構いません。でも、上記の特徴に思い当たる節がある方は、結婚は思いとどまった方がいいですよ。特に②の方!要注意ですよ(笑)

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メディアに掲載される結婚記事は正直どれも的外れ…。メディアも商売ですから、収入、職種、果ては自分磨きから占いまで、自社の利益に結び付く情報を結婚に絡めて発信しているんですよ。そこで結婚3回離婚2回という愚かな私が、本音で結婚の実情をお伝えします。

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