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子育てしたくない…辛く大変な子育てを望まない人たち

前回は、日本では結婚しない人が増えているという話をしました。当然のことながら、結婚しない人が増える以上、外国のように養子を迎える文化も根付いていない日本では、子供はどんどん減っていきます。

少子化が叫ばれて久しい日本ですが、内閣府の「令和2年版 少子化社会対策白書」を見れば明らかなように、第一次ベビーブームの1949年に270万人、第二次ベビーブームの1973年には209万人も生まれていた子供は、2019年には86万5000人しか誕生していません。いわゆる「86万ショック」と呼ばれるものです。

出生数と合計特殊出生率の推移~厚生労働省「人口動態統計」より
出生数と合計特殊出生率の推移
厚生労働省「人口動態統計」

もちろん出生率も下落し続けています。1949年の出生率は4.32、1973年には2.14でしたが、2019年には1.36にまで落ちてしまいました。はっきり言って、もう出生率が向上する見込みはないでしょう。

なぜ出産・子育てをしたくないのか

なぜ日本の夫婦は出産・子育てをするという選択をしなくなったのでしょうか?麻生大臣は少子化の原因を「子供を産んだら大変だとばかり言うから(結婚や子育てをしない)」と発言し、Twitterでは大炎上しましたが、さすがにそんなイメージ論が理由ではありません。

たしかに子供を持つことは素晴らしいことかもしれませんが、残念ながら、今の日本では出産・子育ては大変なのです。前の記事と理由がかなり似てきますが、やはり出産・子育てにはお金がかかり、また、多くの手間もかかる分、育てる夫婦の自由が減るのは事実。

結局のところ、経済的負担と行動の自由度が減ることを望まない人たち、また、子供を望んでいても経済的に実現するのが厳しい人たちが増えているのが大きな理由でしょう。

子育ての経済的負担

麻生大臣のような名家の資産家に生まれた方なら別でしょうが、とにかく子育てにはお金がかかります。自分のツイートで恐縮ですが、自民党発案の出産費用の助成増額のニュースに対し、「出産の際の一時的な費用ではなく、その先20年続く子育て費用の負担が大きいのが問題」と返信したところ、反応してくれる人が相応にいました。

https://twitter.com/x2men3/status/1320143246526349312

もちろん私の個人的な見解だけではありません。再度、先述の少子化社会対策白書を見てください。多くの人は子供が2人以上を理想と考えるものの、そうしない(できない)理由のトップは、ぶっちぎりで「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」となっており、実に6割近い人たちがそう答えています。そして、適齢期とも言える34歳未満に限れば、何と8割の人たちが理由に挙げているのです。

妻の年齢別にみた、理想の子供数を持たない理由
妻の年齢別にみた、理想の子供数を持たない理由
国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査(夫婦調査)」(2015年)

子供一人で3000万円、広い住居でもう3000万円

実際に「日本経済のこれから~日本で生きるにはいくらかかる?」より、各金額を計算してみると、いかに子育てにお金がかかるかよく分かります。

まず、子育て費用としては、教育費と養育費があります。教育費は文字通り、幼稚園から小中高、大学と学校に通うための費用ですね。

公立私立
幼稚園(3年間)70.2万円144.7万円
小学校(6年間)193.4万円916.9万円
中学校(3年間)143.6万円398.1万円
高校(3年間)135.3万円312.1万円
大学(4年間)539.3万円(文系)730.8万円
(理系)826.7万円
合計約1081万円(文系)約2502万円
(理系)約2598万円
幼稚園から大学までの教育費
日本経済のこれから「日本で生きるにはいくらかかる?」より

もちろん子育てに必要なのは、学校の費用だけではありません。出産や育児費用、お子さんの食費や洋服代、お小遣い等々、様々な費用がかかります。こちらが養育費ですね。

出産・育児費用約91万円
食費約671万円
被服費約141万円
医療費、理容費約193万円
おこづかい約451万円
私的所有物約93万円
合計約1640万円
出産から大学卒業までの養育費
日本経済のこれから「日本で生きるにはいくらかかる?」より

ざっと計算すると、一番安いオール国公立で進学してくれたとしても、子供一人を大卒まで育てるのに2700万円。途中で私立に通えばあっという間に数百万円~1000万円単位で上乗せです。これら以外にも良い塾に通わせたり、習い事を多くすれば、一気に数百万円の費用が加算されます。諸々を踏まえると、やはり子供を一人育てるには3000万円程度かかると考えておくのが順当でしょう。

そしてお子さんが増える以上、広い住居が必ず必要になります。2人暮らしならば1LDK程度でも我慢できるかもしれませんが、さすがに子供が増えたらそれは難しい。お子さんの成長につれ、3LDK程度の居住空間は欲しくなるはずです。住む場所によって金額は変わるにせよ、やはり住居費も3000万円程度は見ておくのが妥当です。

子育て費用と住居費だけで合計6000万円。これは経済が上向かない日本において、特に若い世代にはかなり大きな金額に映るのではないでしょうか。年功序列も崩壊しつつあり、年齢とともに給料が上がる保証はどこにもありません。さらに年金の財源も危ぶまれ、いわゆる「老後2000万円問題」として、老後のために自助努力で2000万円は貯めておかなくてはならないとも言われています。

子供はどんなに可愛くとも、こんな状況の中で、「子供を持てば数千万円の費用がかかる」と言われたら、出産・子育ての選択を諦める人たちが出るのはやむを得ないのではないでしょうか。

つらく大変な子育て?自分の自由はなくなる覚悟を

つらく大変な子育て?自分の自由はなくなる覚悟を

「子供は可愛くて素晴らしい存在」。個人的にはこう言われて、何の異論もありません。もう私はいい歳のオッサンなので、とにかく我が子は可愛いです…ええ、親バカなんでしょう(笑)。特に経営者という仕事柄、色んな人に出会いますが、ビジネスの世界は海千山千の猛者だらけ。笑顔の裏に何を隠し持っているかわかりません。その点子供には裏表がないので素直…心が洗われます。

…などという私の個人的見解は置いておくにせよ、子育てについてちょっと検索すれば、出てくるのは「子育てがつらい・しんどい・きつい・苦しい」「子育ては大変だ」のオンパレード。麻生大臣の思惑とは違って、やはり子育ては良い面だけでなく、現実的には辛く大変な部分が確かにあります。詳細は皆さんも検索してみれば分かることと思いますので、実際に私が子育てして思ったことを列挙してみましょう。

寝られない

どんな子でも、生まれてから数年は、ほぼ毎日必ず夜泣きをします。しかも数時間おきに。その都度あやしたり、ミルクをあげたりしなくてはなりません。まあ確実に寝られないです(笑)。睡眠不足は覚悟しましょう。

いつでもユニクロ

子供と向き合うには、動きやすい服装をする必要があります。おまけに赤ちゃんならよだれもたらしますから、抱っこしたりすればご両親の洋服にもよだれがベッチョリ(笑)。絶えずクリーニングが必要な仕立ての良いジャケットやワンピースなんて愚の骨頂。とにかく洗える衣服がメインとなります。こうなるとユニクロ様の独壇場です。

絶えずオムツ替え

赤ちゃんは日に何回もおしっこやうんちをします。乳幼児は1日10回以上はオムツ替えするでしょう。母乳の頃は臭いもそれほどではありませんが、離乳食が始まれば、大人のうんちと同じ臭いになってきます。私は「いっぱい出まちたね~、すっきりちゃんでちゅね~」とか言いながら(キモいな…笑)オムツ替えしてましたが、どうしても臭いがダメだという人もいます。

おしりふきも絶えずそばに置きましょう。赤ちゃんのお尻を拭くだけでなく、赤ちゃんはオムツ替えの途中でも動くため、周囲の床などにおしっこやうんちが付着してしまうことがあります。拭き取り作業は欠かせません。また、オムツは臭いだけでなく、ゴミとしてもかさばります。いつでも外にゴミ捨てができる住居でないと難しいでしょう。

お風呂と洗濯のルーティンは倍

お風呂と洗濯のルーティンは倍

赤ちゃんは毎日お風呂(沐浴)に入ります。浴槽にお湯を張って熱すぎないよう適温に管理しつつ、丁寧に体を洗ってあげる必要があります。大人ならシャワーでササっというのもアリでしょうが、赤ちゃんにはそうもいきません。まだ足腰も未熟ですから、転ばないように気を付けつつ、体を洗ってシャンプーします。長時間お風呂に浸かることはできないので、赤ちゃんの一通りの入浴を済ませたらすぐさま浴室を出て、身体を拭いてクリームを塗って、オムツを履かせて服を着せて…と、まあ自分の優雅なバスタイムはなくなりますね(笑)

そして、赤ちゃんの入浴時間はある程度決めておく必要があります。赤ちゃんは寝るのが早いので、さすがに大人のように深夜に入浴というわけにはいきませんからね。こうなると、赤ちゃんの入浴というルーティンを一日の中に組み込んでおかなくてはなりません。仕事や家事との時間調整が必要になってきます。

また、赤ちゃんは大人より体温が高く、汗っかきです。もちろん色んな所を動き回りますから、服だって汚れやすい。結果的に、衣服は1日に何回も取り換えることになるでしょう。当然そうなると洗濯の回数も増えます。先述の経済面の話に関係しますが、やはり水道代は上がります。私は23区住まいですが、夫婦の時の水道代は6000円程度だったものの、子供が増えてからは1万円以上になりました。

高級レストランや流行りのスポットは数年お預け

大人が会食で利用するようなちょっと良いレストランや、カップルや夫婦のデートに使える流行りのスポットには当分行けません。子供が小さいうちは、絶えずベビーカーでの移動ですし、赤ちゃん用の飲み物やオムツなど、荷物も満載。こうなると、それなりの広さがある場所しか選べませんし、レストランや飲食店では子供の入店をNGとしているお店もあります。

この入店制限に目くじらを立てる人もいますが、私はやむを得ないことと思っています。飲食店側にもそのお店のコンセプトがありますし、子供はどうしても泣いたりぐずったりしてしまうので、他のお客さんへの迷惑も気になります。さらに、先ほどのオムツ替えという点もポイントで、デパートや公共施設によくあるオムツを替えの台などがないと、オムツを替えるのは大変なんですね。

家はカオス化

家はカオス化

赤ちゃんは成長とともに行動範囲が広がります。もちろん言葉で言っても理解できない時期もありますから、色んな物をいじったり、壊したりしてしまいます。自宅であれば、私は「まあいいや~仕方ないよ」くらいしか思いませんが、人様のお宅ではそうも行きません。いや、そうでなくても、高価な調度品などは置かない方が無難。身長が伸びれば、手が届いて壊してしまう可能性もあります。転ぶことも多いので、角張った家具などはぶつけないようにケアしたり、そもそも家具を買い直す必要も出てくるでしょう。

また、毎回の食事も大変。1日3回の食事は、ある程度決まった時間にしますから、お風呂同様、これもまたルーティン化する必要があります。離乳食が始まれば、徐々に手づかみでご飯を食べますが、当然こぼしてしまいます。飲み物もしかりです。食事のたびに、机や床も拭いて…の繰り返し。こうなると、高級な質感の机やラグなどは置かない方が良いでしょう。そしてようやく赤ちゃんの一食が終わって他の家事をしているうちに次のご飯タイムへ…と、こんなことが毎日続きます。

赤ちゃんのおもちゃも増えますし、よほど広い家ならまだしも、都心では赤ちゃん用のスペースをたっぷり取れるような住居は高額ですし、若い世代には難しいでしょう。ただでさえ子育てで家事が増えるのに、毎回汚れやすくなった自宅の隅々まで掃除するというのも無理な話。結果的にやはり家はカオス化していきます。

子育てするなら自由はない

子育てするなら自由はない

ざっと列挙してみましたが、いかがでしたか?もちろんこれは私の思うところを書いただけですので、他にもご家庭ごとに大変なことは多々あるでしょう。ただ、ご覧いただければ、やはり膨大なリソースを取られるのはお分かりになるのではないでしょうか。どうしても独身や夫婦だけ(DINKS)の自由な生活からは縁遠くなるのは事実です。

最悪のタイミングでのコロナ禍

「いやいや、だからこそ保育園に預けるんだよ」というご意見があるでしょう。平常時ならそれで良かったのですが、ご存じのとおり、今は新型コロナウイルスの影響があり、しかも冬に入ったとたん、日本では感染者が激増。保育園でもクラスターは発生しているので、預けるのを躊躇したり、それ以前に保育園が休園になってしまったというケースもあります。

そして、そもそも都心では保育園には入れない人が多いのです。結局自宅で小さなお子さんの面倒を見るとなると、今まで述べてきたような負担は一気に夫婦が担うことになります。ベビーシッターに頼むというのも一手ですが、これもまたコストがかかりますし、やはりコロナの影響で、外部の人が自宅に来るのを拒む人も多いでしょう。

出産はゴールではなくスタート

結婚以上に女性にとっては人生の一大イベントとなる出産。もちろん新たな生命の誕生は素晴らしいことですし、おめでたいイベントです。本人もご両親も祝福し、一つ大きな使命を成し遂げたような気持ちになることでしょう。人によるとはいえ、出産すれば女性としてまた一つ階段を上ったような感慨を覚えるのもわかります。

しかし、あえて言わせてください。たしかに出産は一大イベントであり、高度に医学が発達した現代でも、リスクだって伴うことです。ただ、本当に大変なのはその後です。上記で述べたようなことは子育ての「始まり」の部分でしかありません。それから続くお子さんの成長とともに、泣いたり笑ったりしながら、20年近く継続する必要があります。あなたにはその覚悟がありますか?

経済的負担と夫婦の自由

もう一度、経済面を考えてみましょう。さかのぼって読んでみてください。お子さんが一人いれば、住居費と合わせて6000万円の費用が必要です。どうでしょう?負担できるでしょうか。

間違いなく、これでは無理だと考えている人は多いでしょう。実際に出生率が上がらないことからもそれは明らかです。今はネットで調べれば、何にいくらかかるかが簡単に分かる時代です。単純にそれぞれの費用を加算し、自分の収入と照らし合わせれば、子育てできるか否かはすぐにわかってしまいます。

おまけに、前述のとおり今はコロナ禍。収入が減るリスクはおろか、人によっては解雇のリスクすらないとは言えません。こうなると、ますます収入面で子育ての余裕を見込める人は少なくなり、出産・子育ての選択を諦める人は増えるでしょう。

もし子育てをしない選択をすれば、経済的な負担はぐっと減ります。子育てをする夫婦より、可処分所得が6000万円も増えるなら、圧倒的に余裕が生まれます。この記事にもあるように、たとえ収入が少ないカップルでも、子供を持たない選択をすれば、ある程度余裕を持ちながら生活することが可能になるケースもあるでしょう。

おまけに私が列挙したような、子育てで生じる様々な家事育児、ルーティンワークもありませんから、子育てに伴う肉体的・精神的な疲労も生じませんし、好きな場所に好きな時に行くこともできます。時間もお金も自由に使えます。

「いやいや、私は収入が高い人をパートナーに選ぶんだ!」という方もいると思います。しかし、日本人の平均年収は441万円。今や年収が400万円~500万円の人でも希少なのは前回の記事で述べたとおりです。そしてもっと収入が高い人というのは基本的に激務であり、責任の重い仕事をしています。それと引き換えに高額な給与を得ているんですね。

それゆえ二人そろって理想的な子育て…というのはなかなか難しく、往々にして女性になりがちですが、夫婦どちらかがキャリアを中断、あるいは諦めざるを得ないケースが多いのです。そのため、子育てが始まると、夫婦間でお互いの意見が食い違い、関係が悪化してしまう。これは皆さんもよく聞く話でしょう。

そして奥さんのワンオペになれば、育児ノイローゼにもなりやすい。しかし夫も激務となると、なかなか協力ができない。これではメディアでも報じられる「産後クライシス」になりかねません。

結果的に、お互いの仕事や夫婦の時間を大切にしたいと思うカップルは、たとえ収入が高くても、子供を持たない選択をするようにもなってきます。現代は高収入の仕事であるほど難易度は高く、成果も求められます。日頃の激務に加え、子育てに割けるリソースは、残念ながらそうそう残っていないと感じる人は多いでしょう。

そんな人たちは、やはり週末はゆっくりしたり、素敵なレストランやデートスポットに出かけて、気分転換するというライフスタイルであることも多いもの。自宅も自分たちの好みにコーディネートし、安らぎとくつろぎの空間が欲しい。この記事でもご紹介したとおり、私の知人のように、仕事も子育ても頑張ろうとすれば破綻してしまう人もいます。

今は高度な情報化社会です。バリバリ働いて、余暇はしっかりとリフレッシュして休息する。そうでなくては仕事も日常生活も回せない。そして何に優先順位を置くかの選択も自由です。こうなると経済面や仕事・キャリア面、そして望むライフスタイルを勘案し、出産・子育てをあえてしない人が多くなるのも時代の流れではないでしょうか。コロナで人との出会いも激減しました。ともすれば、結婚という選択すらしない人が増えてくることも考えられます。

失敗してもやり直しはできない

まだ難しい問題はあります。子育ては、結婚以上に「失敗して取り返しがつかないから、ないものにする」ということはできません。離婚しようが、生活に様々な問題が生じようが、子供は生きて行かなくてはなりませんし、おまけに何の罪もありません。

そして、逆にどんなに愛情を持って接しても、良い子に育ってくれるかどうかはわかりません。グレてしまう可能性もありますし、社会不適合者になってしまう可能性もあります。

昨年、農水省事務次官である熊沢被告が、長男を殺害した痛ましい事件が話題となりました。被告は、長男の家族へのひどい暴力に堪えかね、その精神的異常から来る殺意に抗うため、結果的に長男を殺傷してしまいました。官僚のトップである事務次官にまで上り詰めた父親がいる家庭でも、こんなケースがあり得ます。もちろん家族の内情を知る由はなく、愛情が足りなかったのかもしれません。しかし、子供がどう育つかは、これほどまでに未知数なのです。

それでも子育てしたいなら

それでも子育てしたいなら

さて、ここまで色々と書いてきましたが、皆さんはそれでも子育てしたいですか?「いやいや、こんなに大変なことを列挙されたらたまったものじゃない!」と思われたでしょうか。でも、じっくりと考えて欲しいのです。

子育ては、たしかにお金がかかり、自由はなくなり、手間もかかり、それなのに失敗の可能性もあり、つらく大変な面があります。しかし、それを受け入れる覚悟がなければ成り立たないものだということです。

単に「子供は可愛い」「子共を育てるのは楽しい」といった明るいイメージだけでは上手く行きません。それが子育ての現実です。

ただ、それを乗り越えても子供を持ち、子育てをしていきたいと思えるなら、それはきっと本物の愛情です。そして本物の愛情を持つあなたが子育てをするなら、きっと上手く行くでしょう。そんなあなたにとって子育ては、かけがえのない素晴らしい体験となるはずです。

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